平成25年8月24日、鈴鹿支部で第一回業務研修会を実施しました。
場所は鈴鹿市文化会館、
2Fの第2研究室で行いました。
鈴鹿支部長 中島先生よりご挨拶です。
鈴鹿支部の団結と活性化を図り、「行政書士」の知名度を高めると共に、定期的で双方向での研修、研磨の場を創ることにより【会員相互の情報交換や親睦、そして他士業との連携を図り、行政書士の資質を向上させ、世の中の求めに応えられる行政書士を目指し本研修会を開催したのであります。
当日はお忙しい中、20名以上のご参加をいただきました。
また鈴鹿支部だけでなく、他支部の先生にもご参加いただきました。
心より御礼もうしあげます。
14時20分より第一部の講演が開始されました。
題目は「職務上請求書の取り扱い」について。
講師は四日市支部長 橋本先生であります。
このようなテキストを作成し、研修参加者へ配布いたしました。
橋本先生の懇切丁寧なご説明に、皆様真剣に聞き入っておられました。
橋本先生の流れるようなその見事な進行ぶりに、参加者一同感嘆の思いでありました。
職務上請求書の使用には、我々行政書士の倫理観が問われます。
個人情報保護の観点、法令順守の立場を厳守して用いなければならいことを痛感したのであります。
白熱のうちに第1部は終了しました。
司会進行の鈴鹿支部理事 谷村先生の議事進行で小休憩をはさんだ後、第2部へと進みました。
第2部の演題は「法廷通訳って知っていますか?」
講師はアセソリア三重代表 水口理香先生。
水口理香先生は法廷通訳人として長いキャリアをお持ちであり、多くの裁判所や警察等でご活躍されているエキスパートです。
またご主人は鈴鹿でご開業されている水口法律事務所の所長弁護士であり、そのご関係もあって水口理香先生の活躍の場は多岐に渡っておられます。
皆さん、法廷通訳ってどのような活動をされているのか、興味津々であります。
アメリカ等ではそのお国柄から法廷通訳人は必須の職業であり、法的整備もきちんとされていますが、日本においてはまだそこまでの整備がされていません。
しかし日本においてもその必要性は高く、しかし求められるその高度な語学力及び社会知識から、元外務省の人間であっても裁判所の選考で落とされてしまうほどの専門性を要求されるのです。
法定通訳人は裁判だけでなく警察、はては鑑別所においてまでも通訳や翻訳を行います。
感情に流されず、ありのままの事実を正確に翻訳し伝えることがとても重要だということです。
第2部では水口先生への質問形式で意見交換がなされました。
ご自身の豊富なご経験から法廷通訳における苦労話しや在留外国人との接し方等をご説明くださる水口先生。
その語り口は非常に柔らかく、そして優しく、水口先生の誠実なお人柄をしのばせるに十分でありました。
我々行政書士も在留関係の業務で外国人と接することがあります。
そこでの経験を水口先生と共有し合いました。
最後に今後の在留関係業務における傾向などをお話し下さった水口先生。
貴重なお話をしてくださり、誠にありがとうございました。
活発な意見交換が行われ、大成功に終わった研修会も無事終了いたしました。
皆様、ご参加くださいまして、誠にありがとうございました。活発な意見交換が行われ、大成功に終わった研修会も無事終了いたしました。
皆様、ご参加くださいまして、誠にありがとうございました。
そして研修後のお楽しみな懇親会。
ざっくばらんな親睦と交流を深めたのであります。
鈴鹿支部の研修会、今後も継続していく予定です。
みなさん、どうぞふるってご参加くださいね。